実は活性酸素が疲労物質になっていた・・・

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疲労の原因は活性酸素だった!




今までは乳酸が疲労物質とされてきましたが、乳酸は疲労の原因ではなく、壊れた組織を回復させる物質ということが最近の研究でわかってきました。
過去の研究データで筋肉中の乳酸の値がもっとも高くなるのが激しい運動をした後だという事で、今までは疲労物質は乳酸とされてきたのです。

カラダで乳酸ができる仕組みですが、わたしたちは呼吸などで取り込んだ酸素を細胞内部で燃焼させ、エネルギーを生み出しています。(ココはまた、詳しく説明していきます。)その生み出されたエネルギーがわたしたちの活動の源になります。ですが、激しい運動でエネルギーを消費してしまうと体中に酸素の供給が追いつかなくなってしまい、カラダの中に酸素が少ない、いわゆる無酸素に近い状態になってしまいます。
こういった状態の時、カラダの中ではもともと貯められているブドウ糖やグリコーゲンなどをエネルギーに変えて、酸素不足を補ってくれます。このエネルギーを変換するときに生み出される物質が乳酸です。激しく運動をした時に血液や筋肉の内部で乳酸値が上昇するのは、ごくごく当たり前のことなのです。この当たり前の現象が疲労の直接の原因として語り継がれてきたのです。

さらに最近の研究結果では、運動直後の疲労状態がピークの時には、乳酸値は運動前の状態に戻っていることがわかったのです。ですので、疲労の原因が乳酸であるというのは違うと言われはじめたのです。

それではいったい何が疲労の原因なのでしょうか?

疲労の原因は細胞内の活性酸素が関係していることが分かってきました。わたしたちは取り込んだ酸素を細胞内部で燃焼させ、エネルギーを生み出していることは先にも書きましたが、このときに同時に活性酸素も作り出しているのです。この活性酸素が問題となるのですが、普通、この活性酸素は細胞内にある抗酸化物質が取り除いてくれますが、激しい運動などによって過剰にエネルギーを生み出されると活性酸素の発生量が過剰に増え、逆にその活性酸素を除去する能力が追いつかない状態になります。細胞の内側にある活性酸素は自分自身である細胞、その細胞内部を傷つけてしまい、それが原因で細胞の機能は低下していきます。さらに、その状態がさらなる活性酸素を増やす状況になってしまうのです。さらにその活性酸素は細胞を傷つけていきます。ですので、わたしたちの活動そのものが鈍くなってしまいます。これがいわゆる疲労と言われる状態なのです。

ちなみに、この活性酸素による細胞の疲労の状態は筋肉内部で起これば筋肉疲労、精神的なものは外側・内側、脳内や神経内部で起こればストレスになり、いずれも細胞が傷つく状態になりカラダや心に疲労が起こってしまうのです。

ここでこの活性酸素を抑えていくことがポイントになるのです。

疲労を感じるまでのプロセスとは?


それでは、疲労を感じてしまうまでに細胞内部ではどのような変化がおこっているのでしょうか???

疲労を感じるまでのプロセスには免疫細胞が密接に関わっています。
大量に発生してしまった活性酸素によって傷つけられた細胞を見つけた免疫細胞は脳に信号を送ります。免疫から伝達物質を受け取った脳は細胞が疲労を起こしていることを知ります。脳は損傷を受けてしまった細胞に対して休むように命令を出します。この命令が疲労を感じると言うことになります。集中力が落ちたり、飽きてしまったり、持続が難しいと思ったときは脳が休めと信号を送っているのです。疲労が出始めているという合図です。このサインを見送り続けると疲労が蓄積してしまうのです。

疲れが取れる、回復するというのは、活性酸素によって傷ついた細胞が修復して元通りの細胞になることで、これが疲労回復ということになります。
しかし、疲労を回復している時、つまり、細胞が修復しているときにもエネルギーが必要となります。ですから、疲労回復することなく、カラダに負荷がかかり続けると回復以上にエネルギーがそちらに使われてしまい、修復はおろか、損傷の方がどんどん進んでいくのです。細胞の損傷度合いがひどくなるということは、細胞の機能が働かなくなる状態になってしまうのです。

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