活性酸素を増やしてしまう慢性的な炎症の原因は?

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活性酸素は持続的に起こる炎症によって劇的に増えてしまう


免疫活動による炎症によって活性酸素が余分に増加し、その増加して活性酸素が私たちのカラダにとって悪影響があることは【活性酸素増加の原因にもなる炎症。活性酸素で病気を悪化させる前に除去するには?】のところでも記述しましたが、その炎症が慢性的に続くと危険であるということにも軽く触れました。

例えば、長期的な「胃炎(ピロリ菌)」がつづくと「胃がん」の原因になりますし、自覚症状のほとんどない「糖尿病」も糖化劣化部の炎症が多くの合併症を引き起こします。問題は「自覚症状がないので、知らず知らずのうちに放置されてしまう」ことにあるようです。一過性のものは炎症自体が小さいので放置されてしまい、それが長期間になることが問題のようです。


それでは、具体的に慢性的な炎症とはどういうことなのかをみていきましょう。

自覚症状の少ない(気づきにくい)炎症とは?


発熱・発赤・腫脹・疼痛の兆候が比較的少ない炎症があります。しかも、それが慢性的に続く状態はよくありません。
通常、炎症反応が現れる場合というのは、自覚症状を出すことによって、カラダが免疫活動が活発に行われているというサインなのです。しかし、そのサインがわかりにくい、すなわち、自覚症状の少ない炎症というのは免疫が発動していることを気づかずに放置されたままになったり、比較的症状が軽いのでそのままでいいかと軽視されるかのいずれかなのですが、放置された状態ですので、この炎症が慢性的に続いてしまい、知らず知らずのうちに活性酸素が増え続け、カラダは危険にさらされている状態になっています。

中でも、「食物アレルギー」や「持続感染」は気をつけておきたい要因のひとつです。

食物アレルギーというと、大多数の方が卵やそばなどでショック(アナフィラキシーショックなど)を起こすような「即時型アレルギー」を考えてしまいがちですが、今回は気づきにくい炎症状態につながるアレルギー症状、すなわち、慢性的なアレルギーになりやすい「遅延型アレルギー」を考えてみます。

遅延型アレルギー、そのアレルギーの反応の特徴。


・摂取後数時間後におこる(6時間以上)

・症状は慢性的で、中等度から軽度(ない場合も多い)

・抽象的な自覚症状

自覚症状を挙げると、

・疲労感、倦怠感

・憂鬱感

・皮膚症状、アトピー様症状

・筋肉痛、関節痛、リウマチ様症状

・肩こり

・不眠

・肥満、痩せ

・肝機能障害

・消化管障害(下痢・便秘)

といった具合で、全身にあり「アレルギーっぽくない」のが特徴です。

とくに疲労感や倦怠感、肩こりといった症状はふだんから感じやすいものですし、それが慢性的に起こっているとなかなか認めにくいものでもありますし、まさか、アレルギーに原因があるかもとも思いにくいものです。ましてや、その状態が活性酸素を増加させているということを知らない方が多くいらっしゃるでしょう。

また、これは激しい運動後に起こる筋肉痛の話ですが、その原因にも活性酸素が関与していることがわかってきています。運動後の筋肉痛と活性酸素の関係についてはまた詳しくご説明していきます。

アンチエイジングや予防医療の観点から考えると、こういった炎症が自覚を伴わない状態で、慢性的・長期的に続くと、老化や慢性疾患・ガンの原因になります。慢性的に炎症が起きている部分からは大量の活性酸素が発生し続けているわけですから、それが原因でカラダ、細胞そのものにも、その他の周辺細胞にも影響をも与えてしまう可能性もあるということです。こういった症状を感じる場合はいち早く取り除いていかないといけません。

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